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鈴木喜一 江戸琳派の旗手 

『鈴木基一(すずききいつ)江戸琳派の旗手』
に行ってきました。

琳派久しぶりでした。
良いです、非常に良いです。
最初の一枚から、すごくいい!!
と思ったら、酒井抱一の画でした。
琳派で一番好きなのは酒井抱一なので、
ちゃんとスゴイって思えたのは自分的に安心しましたけど、
ふっと笑ってしまいました。

でももちろん鈴木基一も、とてもよかったです。
私にとって鈴木基一と言えば、
独特な青と緑とその2色に墨を落とした様な色と、
はっきりした構図というイメージなのですが、
展示ではあまり多くなかったかなという印象でした。

素晴らしい画はたくさんあったのですが、
その中でも特にお気に入りは4点です。
"萩月図襖"
私の思っている基一とは違うのですが、
萩と月の静寂な雰囲気がとても良いのです。
虫の声が聞こえてきそうです。

"檜図屏風"
屏風と言っても小さい作品です。
墨がなんとも、いい色なんです。
構図の良さの上に、そのいい色の墨で迷いのない線が描かれていて、
ずっと見ていたかったです。

"木蓮小禽図"
ウグイスが隠れる様に忍んでいます。
これも色がいいんです。
茶?紫?なんて表現をしたらよいのか解らない良い色。
基一の作り出す色は、なかなかお目にかかれない色に思えます。
もちろん、画の構成があってこそ、この色が引き立つのでしょうが。

"月に朝顔図"
小さい掛け軸なのですが、
この中に私の思う基一の色合いが
ギュッとつまっていて素敵なのです。
何度見てもため息が出てしまいました。

展示替えの作品を見ないで行ってしまったので、
私の好きな"夏秋渓流図屏風"は出品されないのかな?
と展示の途中にあった図録をパラパラとめくった所、
後期に出品され、さらにカタバミの画が後期に出るみたいなんです。
白花なのでミヤマかコミヤマかな?
もう一度六本木に行くことになりそうです。

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