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 2019年10月 

三十三間堂での驚くべき事。 

ペンギン足型スタンプを押しに大阪・京都・神戸に行ってきました。
京都に行ったなら、素通りは許されない三十三間堂へ
迦楼羅様(迦楼羅王像)のご尊顔を拝しに伺いました。

ハードなスケジュールのため、朝一で三十三間堂に入ってみました。
何十回と行っていたのに気づかなかった朝一の素晴らしい三十三間堂。
ほとんど人がいない!!そして本堂に響くお経!!
なんて居心地の良い空間なのでしょうと通常なら思っていたはず。
三十三間堂は驚くべき事が起こっていました。

毎回、迦楼羅様に一番最初にご挨拶に行くのが私の流儀なのです。
迦楼羅様は、半分からちょっと先にいらっしゃいます。
とにかく人が来ないうちにと足を進めてみたのですが、
なんとなく最初から違和感を感じて歩いていると、
僅か5体目にかっ迦楼羅様が!!!
何故何故?仏像が自由に歩ける訳でもないのに何故?
もうパニック!!!

前に進むのが正解?それとも下がるのが正解?
そして何故か前に進んだ私。
相変わらずパニックになると冷静な判断が出来ない私。
説明書きは普通最初にあるのにね。
でも、進んでみて説明書きの何体かの
名前の下の()書きに旧〇〇とあって、さらにパニック!!!
このままではダメだ、と最初に戻った所、ありました説明書きが。

写真が撮れなかったので、なんとなく憶えている事は、
有識者と検討した結果、2018年8月に二十八部衆の配置替えと
名前の変更をしたとの事が書かれていました。

私にとって迦楼羅様が見慣れた場所にいらっしゃらない事が
最大の違和感なのですが、
全体の配置替えで言えば風神雷神像が逆になっていた事と
本尊の周りの4体の中に婆藪仙人がいらっしゃった事が
一番の驚きでした。(確か仙人の方々が4体固まった様な…)
この顛末が書かれている何かが欲しいと聞いた所、
売り切れ中だったのです。
名前が変わった事も、もう少しちゃんと読みたかったのですが、
パニックすぎて頭に入らない。
一番最悪なのは迦楼羅様のお顔が落ち着いて拝せない。

素晴らしい朝の静寂の三十三間堂で一人パニックで大変だった
温順でした。迦楼羅様ごめんなさい。今度は気を落ち着けて伺います。