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小笠原に行ってきました。 

7月に小笠原に行ってきました。
船好きで島好きなので一度は行ってみたかったんです。
海鳥のツアーでした。

海が怖いほど青い。
そして暑い。
暑いの弱いペンギンなのに、
なんで暑い時期に暑い場所に来ちゃったかな…
と久しぶりに思った小笠原でした。
あまりに暑いのでかき氷食べちゃいました。
多分店でおしゃれなかき氷食べたの始めて。
小笠原はとても街でした。ちょっとびっくりでした。

暑いのはさておき、とても楽しかったです。
一緒に行ったメンバーがよかったのも大きかったです。
まぁ、唯一残念だったのはルリカメムシが見られなかった事。
時期がちょっと早かったみたいです。

小笠原固有のアカガシラカラスバト・メグロ・オガサワラノスリ
ハシナガウグイスとヒヨドリ
海鳥は、カツオドリ・アカアシカツオドリ・
定番のミズナギドリが数種類(オオ・オナガ・シロハラなど)
は結構しっかり見られました。
鯨類は7種類。中でもマダライルカとマッコウクジラは
近くで見られました。

小笠原が東洋のガラパゴスと言われているせいか、
ついガラパゴスを思い出してしまいました。
そういえば、ノスリいたな、アオアシだけどカツオドリいたな、
アカアシも遠目で見たんだけど、周りはペンギン以外に興味ないから
ディンギー止められなかったなとかとか。

小笠原で一人でぷらぷら歩いていると鳥がとても近くて
この辺りもガラパゴスに似ているな、
いや、ガラパゴスは大勢で歩いてても距離が近かった。
アオアシカツオドリまたいだもんなぁ。
日本での自然との距離感がバグる、
あの奇妙な感覚も思い出しました。

2度目があるかはどうか解らないですが、
あったらルリカメムシの時期に行きたいです。

三十三間堂 二十八部衆の配置換えと尊名変更 

昨年11月に、突如思い立って京都に一人旅をしてきました。
旅行支援という甘い囁きに魅かれたんです。

パンデミックが始まる1年前の2019年9月に三十三間堂に行きました。
そして二十八部衆の配置換えと何体かの尊名変更の驚愕な事実を目の当たりにしました。
その時のブログはこちら
これは改めて調べてから行こうと思っていた矢先にパンデミック突入で、
もやもやを抱えたまま時が過ぎていったのです。

そしてやっと三十三間堂へ2日間たっぷり行ってきました。
1日目は配置換えと尊名変更の一体一体の確認。
2日目は迦楼羅様のご尊顔をひたすら拝す日です。

行く前に文献調べました。
ただ文献が少なくて、2019年に売り切れていた三十三間堂発行「無畏」を
取り寄せたのですが、何故・どのように配置換えと尊名変更をしたのかほとんど解らず、
この大変革に関わられた田中公明氏の著書「千手観音と二十八部衆の謎」であらましが解り、
さらに尊名の疑問を提唱されていた伊東史朗氏の著書
「八部衆・二十八部衆 (日本の美術 No.379) 」から
尊名比較を表にして三十三間堂に乗り込みました。

風神雷神を含む30体のうち配置換えが28体(仁王2体以外全て)
尊名全変更が13体一部変更(最後の王・人・士が外れる)が9体と
なかなかの衝撃な数です。

迦楼羅様メインだったので、こんなに一体一体しっかり拝させていただいたのは初めてでした。
ただ、全く拝してなかった訳ではなく漠然と拝していたので、違和感大いにあります。
以前に書いた通り、迦楼羅様が18体目に安置されていたのが6体目に
なった事が最大の違和感ですが、
衝撃だったのが五部浄居天が提頭頼吒王(四天王)へ
金色孔雀王が五部浄居へ
神母天が緊那羅へそれに伴い緊那羅が乾闥婆へ
尊名変更になった事です。

迦楼羅様ファンとしては、八部衆は気になる存在なので、
他よりも憶えてしまうのですが、今回何がなにやら理解不能です。
特に五部浄。興福寺の美少年が三十三間堂で凛々しくなって
感慨深いと思っていたのに、実は顔ぱっかーんと割れてるからと
言われても理解が出来ない。

でも歴史あるお寺でこれだけ変えるのは並々ならぬ決断だったと思われます。
今後もこれに続くお寺が出てくる事を思うと三十三間堂を尊敬します。
これは新たな気持ちで二十八部衆へ向き合い直さなければいけないと思った
三十三間堂 2DAYS!!でした。


ここからは余談。
尊敬すると言って、文句を言うのもなんですが…
三十三間堂のお堂は撮影禁止なんですが、
そこに尊名変更の理由が結構しっかり書いてあるのです。
そしてその資料がどこにもない。これ書いていけって事?
それこそ「無畏」に書いておいて欲しいと思うのは私だけなんでしょうか?

拝観時間が私が行った日から9時になっていた、ショック。
すっかり皆様動ける時間で、最初から混んでいる。
ガイドの説明が気になるし、この大変革に誰も触れてないのも
なんだかなと思ってしまいました。

でも配置換えでいい事もありました。
迦楼羅様が後半に安置されていた時には
飽きた人々に河童だなんだと揶揄されていたのですが、
最初の方に安置されてているので、感想もなく、
静かに過ぎて行ってくれるのはありがたかったです。

もう一つ
初めて六波羅蜜寺に行ってきました。
国立博物館に空也上人像がいらしていた事は知っていたのですが、
六波羅蜜寺に行ってみたくなると二度手間なので行かなかったんです。
なかかなゾワッとする御像です。歩き出しそうです。
空也上人像もさることながら、ここには運慶と湛慶像があるんです!!
行くまで、知らなかったんです。
あなた方の素晴らしい作品のおかげで私の人生幸せです。
とつい拝んでしまいました。

明けましておめでとうございます。 

令和五年、2023年の幕開けです。

昨年末、うっかりシメのブログを書くのを忘れました。
引っ越して、うちの周りのスーパーが1日or2日からやっているので、
あまり買い物もしなかったし、黒豆も煮なかったので、
年末気分になってなかった様です。

こんな年もあるよね。
という事で、ちょっとだけ振り返りを。
昨年の目標の『新たな何かを見つける』でした。
見つけたのは成虫キマダラカメムシとドオー
将来につながる何かはなかったです。

1年振り返ると、パンデミックって日常になるんだ。
という感じです。私的にはもう堅苦しくもなんともない。
過去のパンデミックもこんなだったのでしょうか。
で、もう一度、こんな年もあるよね。

さて卯年の2023年元旦。
毎年恒例、U2のNew Year's Dayを聞きながらの謹賀新年です。
波平さんと同い年も後数日です。

ブログにも書きましだが、
昨年からペンギングッズの整理をし始めました。
今年も整理&買い控えして、こじんまりなコレクター目指します。
カメムシは今年もしかするといいカメムシに会えるかもです。
いや、会うぞ!!

昨年末にフィルムスキャナーを買いました。
いろいろな思い出を見返しています。
そして、恥の多い人生、実感中です。
もちろん素晴らしい思い出も!!
今年はグッズ減ってブログ書くこと減ったので、
ブログに出そうかと思っています。

今年の目標。
『減らす』にします。グッズもですが、脂肪もね。
でもブログは現状維持で。
ごれ以上減らしたら、無くなる。

細々と続く温順通信を昨年もご愛顧いただきありがとうございました。
今年もよろしくお願いします。

onjun
2001/12 falklandにて

あけましておめでとうございます 

令和4年、西暦では2022年の幕開けです。

20年前のこの日、私はフォークランドから帰る途中の
オークランド(NZ)の動物園にてペンギン達との毎日を思い出しながら、
ハシマガリチドリを見ていました。
あの楽園の日々から20年経っているとは感慨深いです。

日本に帰国する前にNZから家に電話をしたらアルゼンチンは大丈夫だったのか?
と言われ、何の事?状態だったのですが、
20年前の12月末にアルゼンチンでは過激な暴動が起きていた様なんです。
電話をするまで気づきませんでした。
幸いな事にアルゼンチンはトランジットのみで問題なかったのですが、
行きにはなかった様な場所で荷物検査がありました。
でも、検査官は私の荷物を見て、Oh、クッキー!!って笑ってましたけどね。

ちなみに私が行った旅程(2001/12/5~2002/1/2)は下記です。
日本↔NZ↔アルゼンチン↔チリ↔フォークランド

U2のNew Year's Day、フォークランドのラジオから流れていました。
当時すでにリリースから20年位経っていたので、
海外でも年またぎの時期には、
いまだにこの曲なんだなと思って聞いていました。

思い出話しが長くなりましたが、
今年もU2のNew Year's Dayを聞きながらの謹賀新年です。

昨年でいろいろな事から卒業してしまい、何もなくなってしまいました。
でもマイナスな気分ではなく、ほっとした部分の方が大きいです。
昨年はお休みの年だったので、今年はちゃんと動く年にしたいです。
目標は『新たな何かを見つける』にしましょう。

良い1年でありますように。
今年もよろしくお願いします。

onjun

2021年の終わりに 

感染症で始まり感染症で終わった1年が幕を閉じようとしています。

私の今年の大きな出来事は新天地への移動!!
による掃除の大変さを思い知った事ですかね。
掃除方法を調べまくり、重曹と随分お友達になりました。

新天地では新たな出会いも果たしました。
キマダラカメムシです。
ここに越してきてよかった!!と思った瞬間でした。

11月末から週2,3日、整骨院通いをしています。
尾てい骨辺りが痛くなり朝立ち上がる瞬間の激痛。
どうにもならなくなった日、たまたま近所の整形外科が
休みだったので、最も近い整骨院に行く事にしたのです。
背骨が曲がってる、筋肉がない、などごもっともな事を言われ、
ぐうの音も出ない状態でしたが、ゆるやかに回復しています。

整骨院に行って解った事が2つ。
私は右より左が痛みを強く感じるらしく、鍼治療(円皮鍼)で
刺した瞬間と刺した後圧をかけると、結構痛いんです。
右は全く痛くないんです。お尻周りなんで座るのは恐々です。
でもこの鍼治療が効くんです。良薬口苦々です。
もう一つは体の硬さがロボット並みだった事。
最近は人間に近づいてきたそうです。
早く人間になりた~い!!

昨年いくつかの卒業を迎えましたが、今年もう一つ大きい卒業を迎えました。
世の中の定年にはちょっと早いですが、何にもなくなってしまいました。
真っ白です。新たな事模索中です。

例年の事ですが、今年の目標を見返してみました。
『のんびりと』でした。
引っ越しをしたからダラダラはしてなかったけど、
特別にあくせくではなかったので、目標達成かな。

細々と続く温順通信をご愛顧いただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

onjun

徒然に 

とてもバタバタしています。
現在の心境は、20年間の重みって結構な重量なんだなぁ。

ツイッター程度の投稿すみません。
次回はまっとうな投稿頑張ります。

あけましておめでとうございます。 

令和3年です。西暦では2021年です。
毎年恒例U2のNew Year's Dayを流しながらの幕開けです。

昨年は新たな生活様式(=楽しいひきこもり!!)にすっかり馴染みました。
ZOOM講座もいくつか聴かせていただきました。
今年の某学会はオンライン開催だそうです。
やり方さえ獲得してしまえば、
予算や人手が今までよりも楽になると思うので、
今後はこれが主流になるのかもしれません。
新たなやり方を早く獲得した人・団体が生き残れる時代に突入するのでしょう。

私は昨年いくつか卒業をしたので今年はお休みの年です。
休んでいる間に何かを見つけるのかもしれませんが、
見つけようと躍起になるつもりはないです。
なので今年の目標は『のんびりと』です。

皆様、良い1年でありますように。
今年もよろしくお願いします。

onjun

2020年の終わりに 

今年は大変な年だったと思います。
まさか、生きているうちにパンデミックを経験するとは
思っていなかったです。
自分がかかってしまったら辛いだろうという事より、
かかった後に派生するいろいろな問題が多すぎて、
かからない様に頑張った気がします。

今年はいろいろあるはずでした。半分位はダメになりました。
それでも半分位は催行されたので、感染症対策等々で
精神的にとても疲れました。

家にこもるのを推奨された期間が長かったのは、
とても楽しかったです。ずっとミシンかけてルンルンでした。
ひきこもり生活最高です。
年始にたてた目標『楽しくする』がこういう形で叶うとは!!!

今年はいくつかの責務からの卒業の年にもなりました。
そろそろかぶった埃を払わないとクモの巣出来ちゃいますからね。
卒業といっても全く関わらない訳ではないのですが、
重たい荷物は降ろせたので、今後は軽装で動こうかと思います。

細々と続く温順通信をご愛顧いただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

onjun

徒然に 

今年は個人的にいろいろあるはずの年でした。
秋に3つのイベントの参加と来年に1つの企画を立ち上げていました。
立ち上げた企画は感染症とは関係なく早々につぶれました。
秋のイベントはオンライン開催となりました。
今の所2敗です。

もしこの記事が無事上がっていたら、1つのイベントは出来ているはずです。
(予約投稿で書いています)
出来る限りの対策をして、頑張っています。
そうなると今年は後1つ。
勝ち越しはなくなったので、引き分けか負け越すか解りませんが
この先も予断を許さない状況です。

なんとか、今開催されているイベントが無事終わるように。
祈るばかりです。

徒然に 

こんな世の中が来るとは想像していませんでしたが、
ひきこもり生活もそろそろ1ヶ月です。

寝て食べてミシンかけての繰り返しで、
お腹の肉を育成し続けています。
相変わらず、あまりつらくないのが困りもので、
本格的に、社会復帰できるのかが心配になってきました。

マスク作りました。
使わなくなった旦那のハンカチと古くなったタオルと
うちにあったゴムで旦那の大きいマスクと
私がミシンをかけるきっかけになった
ペンギン柄のダブルガーゼで作ったマフラーが
古くなっていたので、切り刻んで私の分を作りました。
旦那のマスクは本当に大きくって私の顔がすっぽり覆えます。笑えます。
でもハンカチだと表面はシックでおしゃれな雰囲気で良い感じです。

うちはほとんどマスクの買い置きがなくって、
止むに止まれず作るしかなかったのが本音です。

途中、白いガーゼもネットで手に入れられたので、
毎日の洗い替えが出来る程度には作ったのですが、
今度ゴムが足りなくなって今注文かけている所です。
品薄とマスク需要の混乱で日数がかかるそうです。
白いガーゼもくるのにずいぶんかかりました、
うちはとりあえずうちにあるもので当座しのげたので
日数かかってもよかったのですが、手芸屋さんは大変そうです。
お世話になっている新宿のオカダヤさんは、
どうなっているのでしょうか?心配です。

まさかこのブログでマスクを語る日がこようとは…
これはヒカシューのマスクを聞かなくっては!!

あけましておめでとうございます。 

令和2年の幕開けです。
送っていただいた年賀状を整理している時、
あぁ、改元元年の年賀状ってないんだなと
当たり前の事をしみじみ思っていました。

昨年は楽しい時間が少ない年でした。
そこで今年の目標!!『楽しくする』です。
その為には自分の愚痴、少なくしたいです。
周りの愚痴は…耳塞ぐか逃げようかな。
とにかく、楽し事以外は出来るだけしない。
いろいろ投げきった目標だけど、
昨年末に1年振り返ったら、ちょっと悲惨だったので、
半世紀生きたんだから、
そろそろわがままに生きてもいいいのかなと。
まぁ、染みついた性格どこまで出来るかだけど、
笑って楽しく暮らしたいです。

今年は細かく忙しくなりそうな年です。
精神的にもですが、肉体的にもがんばらなくてはです。
(肉体的に笑ってではひざが笑いそうなので、がんばるです。)

皆様、いい1年でありますように。
今年もよろしくお願いします。
onjun

2019年の終わりに 

今日は、とても暖かく、12月とは思えない
不思議な令和元年の終わりの日です。

毎年恒例ではありますが、
今年最初の目標を見返してみました。
『足元ばかり見ていないで、見通せる前はちゃんと考えて進む!』でした。
現実に人混みで見通せるどころか、人をかき分けても見通せず、
とても危険で、あり得ない状況の一幕がありました。
この言葉は精神論だったはずなのに、現実的な意味でもあったかと。
また私は見通せてるんだけど、周りに強要はできないなぁという事もあり、
やはり偉そうな目標は立ててはいけないと反省しました。

今年は楽しかった事が一つもなかった訳ではないけれど、
総評すると、ちょっとつらい年でした。
いろいろな意味でとても動きづらかった。
来年はもっと身軽に動きたいです。
来年の目標は明日にして、とりあえず今年を終えましょう。

細々と続く温順通信をご愛顧いただきありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

onjun

三十三間堂での驚くべき事。 

ペンギン足型スタンプを押しに大阪・京都・神戸に行ってきました。
京都に行ったなら、素通りは許されない三十三間堂へ
迦楼羅様(迦楼羅王像)のご尊顔を拝しに伺いました。

ハードなスケジュールのため、朝一で三十三間堂に入ってみました。
何十回と行っていたのに気づかなかった朝一の素晴らしい三十三間堂。
ほとんど人がいない!!そして本堂に響くお経!!
なんて居心地の良い空間なのでしょうと通常なら思っていたはず。
三十三間堂は驚くべき事が起こっていました。

毎回、迦楼羅様に一番最初にご挨拶に行くのが私の流儀なのです。
迦楼羅様は、半分からちょっと先にいらっしゃいます。
とにかく人が来ないうちにと足を進めてみたのですが、
なんとなく最初から違和感を感じて歩いていると、
僅か5体目にかっ迦楼羅様が!!!
何故何故?仏像が自由に歩ける訳でもないのに何故?
もうパニック!!!

前に進むのが正解?それとも下がるのが正解?
そして何故か前に進んだ私。
相変わらずパニックになると冷静な判断が出来ない私。
説明書きは普通最初にあるのにね。
でも、進んでみて説明書きの何体かの
名前の下の()書きに旧〇〇とあって、さらにパニック!!!
このままではダメだ、と最初に戻った所、ありました説明書きが。

写真が撮れなかったので、なんとなく憶えている事は、
有識者と検討した結果、2018年8月に二十八部衆の配置替えと
名前の変更をしたとの事が書かれていました。

私にとって迦楼羅様が見慣れた場所にいらっしゃらない事が
最大の違和感なのですが、
全体の配置替えで言えば風神雷神像が逆になっていた事と
本尊の周りの4体の中に婆藪仙人がいらっしゃった事が
一番の驚きでした。(確か仙人の方々が4体固まった様な…)
この顛末が書かれている何かが欲しいと聞いた所、
売り切れ中だったのです。
名前が変わった事も、もう少しちゃんと読みたかったのですが、
パニックすぎて頭に入らない。
一番最悪なのは迦楼羅様のお顔が落ち着いて拝せない。

素晴らしい朝の静寂の三十三間堂で一人パニックで大変だった
温順でした。迦楼羅様ごめんなさい。今度は気を落ち着けて伺います。

ねむろバードランドフェスティバル 

先月末に北海道の根室に行っていました。
ねむろバードランドフェスティバルというイベントのお手伝いです。

羽田から釧路空港に行って、
JR釧路から根室本線に乗って根室という道のり
電車に乗っている時間2時間40分。
。。。ひま。。。ひま。。。ひま。。。ひま。。。
参りました。

北海道なので普通に雪でした。
装備をちゃんとしていったからかもしれないですが、
意外に寒くなかったです。関東の方が寒く感じています。

あまりあちこち行かれなかったのですが、タンチョウは見に行きました。
onjun
白い土地に白い鳥なので写真がぽやんとしています。
いっぱいのタンチョウを見たのは初めてだったのですが、
思ったより感動が薄く、マナヅル・ナベヅルはよかったなぁなどと
タンチョウを見ながら考えてしまった不届き物なのでした。

イベントではお手伝いのご褒美にちょっとだけお買い物。
根室のキャラクターねむろう。
onjun
かわゆい。

手ぬぐいとハンカチ
onjun
イベントで出展されていたアソビテキスタイルさんの作品。
ゾウムシがあまりに素敵でついついね。
作家さんもとても魅力的な方でした!!

イベント終わりにオオワシが頭の上を飛んでくれました。
青空に映える姿に雪の路上で見惚れてしまいました。

落石で船にも乗せていただきました。
あまりに凪いだ海で不安を抱えながらの出航でしたが、
結構近くで、期待していた鳥が大半出て、
とても素晴らしい海鳥観察でした。

これが遊びだったらとも思うのですが、
半分お仕事のお手伝いだったから、
余計に楽しかった事が
大きく感じるのかもしれません。
根室の皆様お世話になりました。
また機会を作って遊びにいきます。

あけましておめでとうございます。 

2019年が幕を開けました。
U2のNew Year's Dayを聞きながらブログを書いています。

元号が変わる年。
平成に変わる時にIT関係にいたので、
歴対応が大変でした。
その時は西暦に修正が主流だと思っていましたが、
意外に大手の銀行などがまだ和暦対応だった事に驚きました。
修正大変そうです。

目先も大事ですが、先を見越せる物はちゃんと対応した方がいいです。
猪年ですが、猪突猛進だけではダメって事ですかね。
では、これを私の今年の目標にしましょう。
「足元ばかり見ていないで、見通せる前はちゃんと考えて進む!」
うぉ!!なんだかえらそうです。
まぁ、目標位はえらそうにしてみましょう。
でも足元にカメムシいるんだよなぁ…

相変わらず、落ち着きのない私ですが、
今年もよろしくお願いします。

onjun

2018年の終わりに 

いよいよ今年も今日でお終いです。

今年最初の目標を見返してみました。
『今年の目標も平穏無事です。
余裕を持ってのんびり生きる!!
いろいろ無理がきかなくなっていますからね。』

まぁまぁ平穏無事でしたが、結構無理しました。
広い会場を歩きづめだったり、
6日間連続9時間立ちっぱなしだったり、
若くないんだから、と言いたいけど言う余裕がなく
終わったら倒れるという良くない状態。
ついでに、顎関節症を患い治らず、現在耳の中がパキパキ音がするなどなど
もう体のガタが半端ないです。
しかも暑さが長かったのもつらかったです。

でも、なんとか年の瀬を迎えました。
来年は6日間連続9時間はないですが、
歩きづめなイベントはやってきます。
決戦の地は浅草です。
とりあえず、観音様に少しでも負担軽減をお願いしてみます。

皆様はどんな一年でしたか?
相変わらず細々と続いている温順通信を
ご愛顧いただきありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

onjun

北海道に行ってきました。 

5月末に北海道に行ってました。
女満別から入って釧路まで5泊6日の旅です。
道東は4回目なのですが、前に行ったのが20年前なので、
本当にお久しぶりの土地でした。

お久しぶりだと普通懐かしい!!のはずなのですが、
同じ場所にいるのに、景色が違う・雰囲気違う
(なんだか、昔のアイドルの曲みたい…)
まるで、初めて来た場所の様なのです。
後で聞いたら地盤沈下や立ち枯れ、漁獲量の減少、
道の整備などで、変わってしまったそうです。
記憶にある場所とのすり合わせが難しく、
戸惑いだらけの旅でした。

でも船に乗って海鳥見られたし、ナガスクジラも見られたし、
ちょこちょこ小鳥類も見られたし、懐かしい場所にも行かれたし、
美味しい物も食べられたしで楽しかったです。

取材のお付き合いで釧路市動物園にも行きました。
フンボルトペンギンがいました。
onjun onjun
onjun onjun

大好きなKITAKAのグッズもGETです。
onjun

最初に泊まったドミーインのキャラクター。
onjun

あけましておめでとうございます。 

快晴で始まった2018年です。

今年の目標も平穏無事です。
余裕を持ってのんびり生きる!!
いろいろ無理がきかなくなっていますからね。

年末のブログで一つ書き忘れた事を思い出しました。
やっと多摩動物園にタスマニアデビルに会ってきました!!
onjun
大好きなんです、タスマニアデビル。
なので、いつかタスマニアに行こうと思っていたんです。
ただ、野生は見られないと言われ、飼育の個体見に行くのも
なんだなぁ、と思っていたら、あちらからやってきてしまいました。
いやぁかわゆい。シャーって・シャーってしててかわゆい。
めったに生き物を抱きしめたいって思わないんですが、
これは抱きしめてみたい。
もう定番だと思うのですが、一応言っておきます。
「なんてかわいい悪魔なんでしょう
行った後、雌雄揃ったらしいので、もしかしたら子供が出来るかも。
そうしたら、また行くぞぉ~

無理きかない体なのに欲だけはまだまだ。
半世紀生きても至らない所だらけの私ですが、
今年もよろしくお願いします。

2017年の終わりに 

今年は平穏無事で過ごしたいと思い続けた年でした。
まぁ100%ではないですが、80%は平穏無事だったと思います。
昨年、父が亡くなった後、12月までいろいろあったので、
精神的・体力的に持つのか、私。という状態でしたが、
今年は時間の流れがゆったりな良い年だったと思います。

年初のツルで始まり年末のオオキンカメムシ終わった1年でした。
そしてどちらも予想外の大量でした。

ペンギングッズは相変わらず大量でした。
そういえば、ウルトラサンムーンで野生色違いポケモンを
GETをしてしまいました。エイパムです。
キノガッサをGETして以来です。
以前、ポケルスにも感染しているし、
長い事ポケモンだけやっていると、
そこそこいろいろな現象が起きるのだなぁとしみじみ。

皆様はどんな一年でしたか?
相変わらず細々と続いている温順通信を
ご愛顧いただきありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします。

onjun

徒然に 

またまたペンギングッズが貯まっています。
もう少しかかりそうなので、今回は仏像の話しでも。

私は仏像が好きです。
特に天部、仏の守護神像を主体に足を運んでいます。
基本仏像は一人で拝顔させていただきます。
それは心の問題ではなく時間の問題です。
とにかく私は長いのです。穴の開く程なのです。
一番大好きな三十三間堂の迦楼羅王像の前には
1時間は軽く陣取ります。
もちろん有名な観光地なので真正面にはいません、
横でじっと、まるでストーカーの如くいるのです。
相手が生きていたら、確実に逮捕です。

現在国立博物館で運慶展が行われています。
行こうか行くまいか迷っています。
何度か仏像を通常いらっしゃる場所以外で
拝顔させていただいているのですが、
なんとなく物足りなくなって、あるべき場所に足を運ぶ事になります。
仏師さん達は安置する場所、由来を考えていらっしゃるので、
居心地の悪さがそうさせるのかもしれません。

それでも気になって特集の雑誌をパラパラとめくってみました。
驚いた事に奈良の阿部文殊院の文殊様が快慶作だったのです。
私は誰が彫られた像という事はあまり気にしていません。
ただこうしょっちゅう見に行くと気にしなくても目や耳に
仏師さんのお名前が解ります。
素敵と思う像に慶派特に快慶の名を目にする事が数回ありました。
阿部文殊院の文殊様は何度も拝顔させていただいています。
この像素晴らしいのです。2番目に好きと言える位好きなのです。
それなのに今の今まで知らなかったのです。
ブレない私の目を称えるべきなのか、
あきれるべきなのか解らない気持ちになりました。

この文章を書いていたら、文殊様にお会いしたくなりました。

ベルギー奇想の系譜 

Bunkamuraザ・ミュージアムで行われている
「ベルギー奇想の系譜」を見に行ってきました。

最近あまり洋画は見ないのですが、マグリット・エッシャーなど
変わり所は若い時によく見に行っていたので、なつかしさ半分で
足を運んでいます。
今回も目当ては久しぶりのマグリットでした。

マグリットを一番最初に見たのは台風の日の東急本店(渋谷)の展示でした。
帰りに目黒川が氾濫して中目黒は乗降禁止になっていたのを憶えています。
その時から数十年ずっと、ぽかんと浮かぶ雲を見るたび、
"マグリットが描いた雲の様"とぼんやり雲を眺め続けてしまいます。
そしてマグリットの絵を見るたび、きっちり現実の空が私の中に表れます。
この不思議さを味わいに何度も見に行ってしまうのです。

入り口に「フランダースの戦士(絶望の戦士)」という像がありました。
顔がキラキラ光っています。
よくよく見ると、光っているのって甲虫?コガネムシ的な?
ちょっとまて、作者ヤン・ファーブルと書いてある?
んっ、ファーブルで甲虫?家に帰って調べてみました。
アンリ・ファーブルは曾祖父だそうです。

こういう企画展は見る物が限られてしまうので、
なかなか行かないのですが、
たまには変わった発見もあって良いですね。

歌川国芳 21世紀の絵画力 

府中市美術館に『歌川国芳 21世紀の絵画力』を見に行ってきました。
『これぞ暁斎!』から一日おいて行ったので、師弟対決という感じでした。

ただ、今回の展示的には、私の好みで言えば、弟子の勝ちでした。
前回の府中市美術館の国芳展なら師匠の勝ちですけどね。

私の好きな絵が少なかったんです。
『金魚づくし ぼんぼん』とかはあったのですが、
人外物が少なかったのが寂しかったのです。

でも、ここの学芸員さんはすごいです。
解説がとっても楽しいんです。
往復5時間かけて来た甲斐があります。

私は解説はほとんど読まないんです。
ただ絵が見たいという理由と解説を読みながらだと、
絵の印象が薄れるから嫌なのです。
でも、一つ読むと止まらなくなるのがここの解説なんです。
前回も読んでしまったのです。

とにかく、最初から解説が楽しかったのですが、
特にお気に入り解説がワニザメです。
解説を見て、ほぉ~から何度も絵を見比べて、
垂直横飛びよろしく何度も2枚の絵を往復してしまいました。
また、何枚かあった「これをよく憶えて次の作品を…」という導入もよかったです。
ワクワク感がすごいです。
でも、絵も解説も見るとなるといろんな脳が結構疲れます。
まぁ、心地良い疲労感なんですが。

暁斎展をみながら、あぁ国芳の弟子なんだと思う絵があったり、
国芳展をみながら、あぁ、これに暁斎は影響を受けたんだなと思う事がありました。
例えば、
『ほふづきづくし』(国芳)と『かぼちゃのたわむれ』(暁斎)。
で、なんとなく後になって暁斎の図録を眺めていたら、
この二人の師弟関係は暁斎が6、7歳の頃から
2、3年だけなんですね。
小さい頃の影響は大きいんだなぁとつくづく感じました。

素敵な芸術の春でした。

これぞ暁斎! 

bunkamuraでやっている
『ゴールドマンコレクションこれぞ暁斎!』
に行ってきました。

私が暁斎をまとめて見たのは1996年(平成8年)
新宿の小田急美術館『暁斎の戯画・狂画展』以来なので、
20年ぶりになります。

一言で表すなら楽しい!!です。
ついつい笑ってしまいそうになるのをこらえるのが必死。
化々学校に至ってはちょっと吹き出してしまいました。
だって、ローマ字の勉強で尻子玉って。

カエルと猿とやはりカラスがすごいです。
カエルの擬人化はカエルらしいのに気持ち悪くない!!
擬人化は気持ち悪いものが多いと思います。
ペンギンは山程気持ち悪い絵を知っています。
キャラクターになってしまえばよいのですが、
リアルさを残しつつというのは難しいのでしょう。
国芳の金魚と暁斎のカエルは本当にすごいです。

猿は猿なんです。
毛がある生き物って中の肉を意識しないと描くの難しいのだと思うのですが、
ちゃんとつく所に筋肉がある感じがするのです。
そしていい表情でたたずむ姿が良いのです。

カラスは私が語らなくても良い絵は良いですよね。
ただ、今回の展示、カラスの絵に囲まれる感じが良いです。
図録には展示されていなかったカラスも掲載されていて、
せっかくなら、全部並べて欲しかったです。

スズメの書画会もよかったです。
国芳のスズメとはまた違う、国芳を庶民的にした様な絵。
眺めていて飽きません。

鬼たちもいい味です。
仏像には仏に踏まれている邪鬼がいる事があります。
この邪鬼が結構憎めない可愛いさがあるものが多いのですが、
この可愛さに通じるものがあります。
鬼の恵方詣に至っては、関西風に言ってなんでやねんです。

時を忘れてずっと眺めていられる展示でした。
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寒中お見舞い申し上げます 

2017年の幕が上がりました。

喪中なので松がとれるまでおとなしくと思っていたら、
あれよあれよともう月末でした。

念願叶って、年頭から出水に行ってきました。
15,000羽位いたそうですが、とにかくわんさかで、
私が見たかった山程いるツル、よかったです。

onjun

ナベヅルも良いですが、マナヅルがとにかく綺麗でした。

今年は良い年になりそうです。
今年もよろしくおねがいします。

来年は、来年こそは 

私にとってこの2016年は重たい年でした。
年頭のいじめられる初夢が現実になった年でもありました。

私の努力ではどうにもならない事。
思い通りにならない事。
永遠の別れがあった事。

後悔はありませんが、
少しくたびれてしまいました。
12月にやっと手が空いたので、
できるだけ休もうとしていたのですが、
かたい壁を身一つでケガを負いながら壊して
突進している様な一年だったので、
休み方さえ忘れていた自分に気づきました。

でも悪い事ばかりではなかったです。
携わった本の評価が良かったり、
旧友に会えたり、友達に支えられたり、etc・etc
良い事はあまりなかったけれど、感謝・感謝の一年でした。

長い長い一年が終わりを告げようとしています。
来年は、来年こそは平穏な年だったと言って終わりたいです。

細々と続く温順通信をご愛顧いただきありがとうございます。
読んで下さった皆様に沢山の幸せがありますように!!
来年もどうぞよろしくお願いします。